-気管支喘息-


気管支喘息の原因

気管支の気道内部の粘膜がアレルギー反応で過敏になり、わずかの刺激でもせき反射がおこって、なかなか止まりません。止まらないのは、過敏になって腫れた気管支粘膜の刺激で気管支がけいれんして収縮を繰り返すためです。このとき、粘膜からは粘液の痰(たん)がたくさん出ます。

ぜんそく発作の多くは夜間におこり、明け方に治まりますが、症状が重くなると息つぎが間にあわないうえに、気道が狭まるため呼吸困難になります。


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気管支喘息に関係する治療法


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気管支喘息に処方される漢方薬

漢方薬は、自分の証に合ったものをお選び下さい。

「証」とは体力、体質、症状などから患者さんの状態を総合的に観察した診断結果のことです。

  • 実証は生理機能が高まった状態を意味して、外見は健康そうに見えます。
  • 虚証は体力がなく、生理機能が衰え、抵抗力も低下した状態を意味します。
  • 中間証は実証または虚証のどちらも偏らず、それぞれの特徴を半分ずつもつ場合を意味します。

「証」の自己判定テストはこのページの一番最後に載せていますので、ご利用ください。

実証

  • 麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
    気管支ぜんそく、小児ぜんそく、気管支炎などに用いられます。激しいせきが出て、痰が切れにくく、喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難などのぜんそく発作の場合などに効果があります。
  • 神秘湯(しんぴとう)
    胃腸がじょうぶな人の慢性の気管支炎やぜんそくに用いられます。ぜんそく発作による喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難などに有効です。
  • 木防已湯(もくぼういとう)
    みぞおちがつかえて、ぜんそく発作による呼吸困難がある場合やむくみ、口渇(こうかつ)の傾向がある場合に使用します。胸部の苦しさ、夜に横になるとせきが出るなどの心臓病が原因でおこる心臓ぜんそくに有効です。

中間証

  • 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
    気管支ぜんそく、小児ぜんそくに使用します。アレルギー性の水っぽい痰や鼻水、くしゃみをともない、激しいせきや喘鳴(ぜんめい)などのぜんそく発作を抑えるのに有効です。
  • 柴朴湯(さいぼくとう)
    気管支炎、ぜんそく、かぜなどに使用します。のど・食道に異物感があり、食欲不振、疲労倦怠、胸脇苦満、などの症状やぜんそく発作の予防に有効です。
  • 麦門冬湯(ばくもんどうとう)
    激しい発作性のせき、粘性の切れにくい痰、のどに強い刺激などがある場合に有効です。
  • 小柴胡湯(しょうさいことう)
    こじらせた風邪や慢性疾患による疲労倦怠や食欲不振に使用されます。せきにも有効です。
  • 柴陥湯(さいかんとう)
    激しいせき、せきにともなう胸痛、胸脇苦満、痰が切れにくい、ぜんそく発作の予防などに有効です。

虚証

漢方薬以外での予防改善

気管支ぜんそくは、原因物質が気管支内に侵入してアレルギー反応をおこし、気道がけいれん・収縮することで生じます。アレルゲンは、寒気、ハウスダスト、ダニ、カビのほか、化学物質やストレスもあります。

治療は、アレルゲンをつきとめ、遮断したり、アレルギー反応を少しずつ弱める方法がとられます。せきや痰に対しては気管支拡張薬や抗アレルギー薬、ステロイドホルモンなどが使用されます。また呼吸困難になった場合は、酸素吸入を行います。

気管支喘息に関係する治療法


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アレルギー・膠原病の治療ガイド

アレルギー・膠原病

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